コロナ禍において様々な労務問題が生じましたが、その中でもご相談が多く、実務上気を付けておいた方が良い問題を取り上げました。新型コロナウイルスは季節性インフルエンザと異なり労災となってしまうのかといった問題や、職場で生じた濃厚接触者を休業させる場合休業手当が必要となるか、在宅勤務に伴いうつ病を発症した場合労災となってしまうのかといった、新型コロナに関連する労務問題を取り上げ、何を気を付けるべきか実務上のポイントをお伝えします。

<セミナー内容>

■新型コロナに感染した場合、労災認定されるケースは？

■職場で生じた濃厚接触者を休ませる場合、休業手当は必要か？

■在宅勤務に伴いうつ病となった場合、労災になるのか？

■在宅勤務中、常時カメラをオンにさせた場合、パワハラになるのか？

講師：

弁護士法人ALG&Associates

代表執行役員・弁護士 片山　雅也　氏

東京弁護士会所属。上場企業の社外取締役、厚生労働省・技術審査委員会での委員や委員長を務める。近著に「労働紛争解決のための民事訴訟法等の基礎知識」「65歳全員雇用時代の実務Ｑ＆Ａ」及び「トラブル防止のための就業規則」（いずれも労働調査会）がある他、労政時報、労働新聞、労務事情、先見労務管理、月間人事労務実務のＱ＆Ａ、労働基準広報及びＬＤノート等へ多数の論稿がある。企業側労務問題、企業法務一般及びＭ＆Ａ関連法務など企業側の紛争法務及び予防法務に従事する。